少年サッカーグラウンドの名称と大きさ

■要約
 少年サッカーのグラウンドは子どもの体格や技術に合わせたサイズ設定がされ、適切な指導やプレー向上に役立つ。各エリアには明確な名称と役割があり、戦術理解や試合運びに影響する。フィールドの名称やサイズを正しく理解し、効果的な練習環境を整えることが重要。

1.はじめに

 サッカーは、世界中で愛されるスポーツであり、その競技場であるグラウンドの構造やサイズは、プレーヤーや観客にとって重要な要素となります。特に少年サッカーにおいては、子どもたちの体格や技術レベルに応じてグラウンドのサイズや各エリアの名称・役割を理解することが、適切な指導やプレーの質向上につながります。本記事では、少年サッカーのグラウンドの名称と大きさについて詳しく解説します。

2.少年サッカーのグラウンドサイズ

図1. 少年サッカーグラウンドの大きさ

 少年サッカーでは、選手の年齢や体格に合わせてグラウンドのサイズが調整されています。
一般的に、小学生年代では8人制サッカーが推奨されており、その際のグラウンドサイズは以下の通りです。

 ・タッチライン(長辺):68メートル
 ・ゴールライン(短辺):50メートル
 ・ゴールサイズ:5メートル × 2.15メートル

 これは、11人制のフルサイズのグラウンド(タッチライン:90~120メートル、ゴールライン:45~90メートル)の約半分の広さであり、フルサイズのグラウンドに対して2面配置できる計算になります。
このサイズ設定により、子どもたちは適切な広さでプレーすることができ、技術や戦術の習得がしやすくなります。

3.グラウンドの各エリアの名称と役割

 サッカーのグラウンドには、さまざまなラインやエリアが設定されており、それぞれに名称と役割があります。
以下に主要なエリアを解説します。

 ・タッチライン
  グラウンドの長辺を囲むラインで、ボールがこのラインを完全に越えるとスローインで試合が再開されます。

 ・ゴールライン
  グラウンドの短辺を囲むラインで、ゴールが設置されています。
  ボールがこのラインを完全に越えると、ゴールキックやコーナーキックで試合が再開されます。

 ・ハーフウェイライン
  グラウンドを縦に二分する中央のラインで、試合開始時や得点後のキックオフの際に使用されます。
  このラインにより、自陣と相手陣地が明確に区別されます。

 ・センターサークル
  ハーフウェイラインの中央に描かれた半径7メートルの円で、
  キックオフの際、相手チームの選手はこのサークルの外に位置しなければなりません。

 ・ペナルティエリア
  ゴール前に設けられた長方形のエリアで、ゴールポストからそれぞれ12メートルの位置にラインを引き、
  その先端を結んで形成されます。
  このエリア内では、ゴールキーパーが手を使ってプレーすることが許可されており、
  守備側の反則に対してはペナルティキックが与えられることがあります。

 ・ゴールエリア
  ペナルティエリア内に設けられた小さな長方形のエリアで、
  ゴールポストからそれぞれ4メートルの位置にラインを引き、その先端を結んで形成されます。
  ゴールキックを行う際、このエリア内からボールを蹴り出すことができます。

 ・ペナルティマーク
  ゴールの中央から7メートルの位置に設けられたマークで、
  ペナルティキックを行う際にボールを置く地点です。
  マークの直径は22センチメートルと定められています。

 ・ペナルティアーク
  ペナルティマークを中心に半径7メートルの弧を描いたエリアで、
  ペナルティキックの際、キッカー以外の選手がこの距離を保つための目安となります。

 ・コーナーアーク
  グラウンドの四隅に設けられた半径1メートルの四分円で、
  コーナーキックを行う際、このエリア内にボールを置いて蹴ります。

 ・テクニカルエリア
  ベンチの前に設置されるエリアで、監督やコーチが指示を出すことができます。
  ただし、テクニカルエリア内でのみ指示を出すことが許可されています。

 ・審判
  サッカーは、主審(レフェリー)1名、副審(ラインズマン)2名、第4審判1名で運営されます。ベンチから見て左奥と右手前に副審が立ちます。
  メインスタンドと呼ばれるのはベンチ側となります。 

図2. 少年サッカーグラウンドの各名称

4.少年サッカー特有のエリア

 ・交代エリア
  8人制サッカーでは、選手交代が自由に行えるため、
  交代選手が出入りするための「交代エリア」が設けられています。
  このエリアを通じて、交代が円滑に行われます。
  出場選手がグラウンドから外に出たときに選手が入らないといけないため、
  各チーム、ご家庭で選手に対して事前に教えておくと注意されずに済みます。

5.グラウンドの呼称とその違い

 サッカーの競技場を指す言葉として、「グラウンド」「コート」「ピッチ」「フィールド」などがあります。
これらの用語は、地域や文脈によって使い分けられますが、基本的には同じ意味を持ちます。

 ・グラウンド:一般的に使用される用語。土や芝生の地面を指すことが多い。
 ・コート:競技エリアを示す言葉で、バスケットボールやテニスなどでも使われる。
 ・ピッチ:サッカーやラグビーで主に使われる表現。
 ・フィールド:広いエリアを指す際に使用される。

まとめ

 少年サッカーのグラウンドの名称やサイズを理解することは、戦術の理解やプレーの質向上に直結します。
各エリアの役割を正しく把握することで、より効率的な練習や試合運びが可能となります。
特に、少年サッカーではグラウンドのサイズが異なるため、
適切な戦術を学ぶ上でも、フィールドの名称や使い方を知ることが重要です。
FCハマでは、これらの知識を活かし、より良いプレー環境を提供していきます。
ぜひ、グラウンドの名称やサイズを意識しながらプレーを楽しんでください!

筆者紹介

FCハマ代表
水島 健人


 2022年にFCハマを再始動し代表を務めている。FCムサシ一期生で、小学校6年生の時に横浜市大会で優勝。中学では、横浜F・マリノス(菅田)へ入団。高校では日本大学高等学校へ入学。大学では日本大学からVERDRERO港北へ移籍し社会人サッカーへ。2015年には神奈川県1部リーグで優勝。ビジネスでは、「EcoNiPass」や「BanSo」事業の事業責任者を務めている。


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