少年サッカーにおける挑戦(チャレンジ)の大切さ

■AI要約
 本記事では、子どもたちがサッカーを通じて挑戦する力を育むにはどうすべきかを、ビジネスの視点も交えて解説。失敗を責めるのではなく挑戦自体を肯定し、行動の背景に目を向けて褒めることが成長を促す鍵であると説く。また、問いかけによって自らを振り返る力を育てることも重要。これはビジネスにおける人材育成にも通じる。FCハマでは「正解」を押し付けず、選手が自ら選択し、挑戦を誇れる環境づくりを大切にしている。

1. はじめに

 子どもたちが挑戦を恐れず、サッカーというフィールドで「自分」を試せるように。
どうしても勝負がかかっていたり、ライバルに勝ちたかったり、セレクションに受かりたいなど、挑戦をしずらい環境が意外と多かったりします。
本記事では、そのような中でもチャレンジ精神をどう育むか、応援したらよいのかをサッカーとビジネス両面から読み解いていきます。

2. 挑戦することが、なぜ大切なのか?

 サッカーの試合は、瞬間ごとの意思決定の連続です。
ドリブルを選ぶか、パスを出すか、シュートに踏み切るか。
どの判断も、その子の「挑戦」の現れです。
しかし、その挑戦が評価される環境にないとき、
子どもたちは次第に“無難なプレー”を選ぶようになります。
一体、挑戦する心を育むには何が必要なのか。
そして、それはどうすれば守られるのか。を一緒に考えてみたいと思います。

3.挑戦心を削ぐ“善意”の言葉

「なんでシュートしなかったの?」
「そこはパスだろ!」


たまに耳にする保護者や指導者の言葉です。
でも、これらは結果への失望であり、挑戦への評価ではありません。
子どもはすでに失敗を感じています。
そこにさらに追い討ちをかけるような指摘をすると、次に挑戦する勇気は削がれてしまうのです。
実は大人になってからのビジネスでも同じです。
失敗を糾弾する文化の中では、誰もチャレンジしなくなります。
むしろ、失敗を隠し平静を装い大きなアクシデントが起きてしまうケースもあります。
挑戦と失敗はセットで、成長に欠かせない要素です。
挑戦した失敗と挑戦しなかった失敗を見極められる力が大人には必要です。

4.イイね!の力

 デール・カーネギー著:「人を動かす」にも褒めることの重要性が記載されております。人は褒められることで更に成長を望み行動が変わっていきます。この本にも記載されているのですが、褒める側のスキルも非常に重要です。目先の結果への評価ではなく、この選手がどういう背景でどういう考えをしたから行動したのかを真剣に考えなくてはいけないです。その上で、褒めるべきポイントを見つけ褒めて上げることが重要です。

 勝っても負けても、「よくやったね」「あのプレー、自分で選んだんだね」と、行動を肯定する言葉を贈ることをまずは練習をしてみましょう。これは大人だけでなく、子供も練習を行い癖をつけておくことで、大人になっても人を褒めて良好な関係を築くことができます。

5.問いを立てる力が、挑戦を思考に変える

 子どもが試合を終えた後、大人は「今日どうだった?」と聞いてみましょう!
その問いが、子どもに自分のプレーを振り返る習慣を与えます。
「なぜ、ドリブルを選んだのか?」「次はどうしたいか?」
一方的なアドバイスより、子どもの内面から引き出された言葉のほうが、成長を促します。
これはビジネスのコーチングにも通ずる手法で、主体的に学ぶ人材を育てる際の鉄則です。

6.ビジネスに見るチャレンジ精神の必要性

 内閣府の調査では、企業の約5割が“チャレンジ精神を持った人材”を求めていると答えています。
その背景には、社会の変化スピードや多様化する価値観があります。
旧来のやり方では通用しない環境の中で、生き抜くためには“挑戦して適応する力”が必要だからです。
これはサッカーと同じです。
相手のプレースタイルや戦術、試合展開は常に変わります。
そこで決断し、動き、反省し、またすぐ挑む。まさに、ビジネスの世界と通底しているのです。
スポーツを通じて挑戦する心や失敗したときのメンタルの保ち方などを実体験を通じて学ぶことができます。
その結果、大人になっても挑戦できる精神を構築することができると考えてます。

7.FCハマが育てたいのは、“挑戦を誇れる選手”

 私たちFCハマは、選手に「正解」や「型」を押し付ける指導はしません。
なぜなら、サッカーにおいて“正解”は常に揺らぎの中にあるからです。
それよりも、選手が自分で考え、自分で選び、その選択を誇れること。
それが、真の成長であり、チャレンジ精神の核だと考えています。
 チャレンジ精神の先にある未来が、FCハマのVISIONです。
「自分の意志を持って目標を達成できる大人になってもらう」
ぜひ、FCハマで自信をつけていただき、挑戦し続ける選手になってもらいたいと考えています。

 私が尊敬するスティーブ・ジョブズが言ったように、
“失敗を恐れるな。それはただの点だ。繋げるのは、自分の行動だけだ。”
挑戦は、いつか未来の点と点を繋ぐ線になります。

筆者紹介

FCハマ代表
水島 健人


 2022年にFCハマを再始動し代表を務めている。FCムサシ一期生で、小学校6年生の時に横浜市大会で優勝。中学では、横浜F・マリノス(菅田)へ入団。高校では日本大学高等学校へ入学。大学では日本大学からVERDRERO港北へ移籍し社会人サッカーへ。2015年には神奈川県1部リーグで優勝。ビジネスでは、「EcoNiPass」や「BanSo」事業の事業責任者を務めている。


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