少年サッカーで最高のパフォーマンスを発揮するための”食事術”──試合までの過ごし方、何をどのタイミングで食べるべきか?

■AI要約
 試合当日の食事は、パフォーマンスに直結する重要要素。3時間前には主食中心の朝食でエネルギーを蓄え、1時間前は軽めの糖質、直前やハーフタイムにはすぐ使える糖質を補給することが基本。空腹や食べ過ぎ、脂質過多は避けるべきで、試合後30分以内のリカバリー食も回復に効果的。食は勝つための準備であり、日々の習慣として親子で取り組むべきだとFCハマは提言している。

1. はじめに

 少年サッカーにおいて、「技術」や「戦術」はもちろん大切。しかし、それらと同じくらい、いや、時にそれ以上にパフォーマンスに影響を与える要素があります。それが「食事」です。

 試合当日、「お腹が重い」「エネルギーが切れた気がする」「途中でバテた」──そんな声を聞いたことはありませんか? これは、単に体力や気合の問題ではなく、「食事のタイミング」や「内容」に原因があることが非常に多いのです。

 今回は、試合当日に最高のパフォーマンスを発揮するための食事術について、栄養学的な観点から、そして子どもたちの成長を支える視点から深掘りしていきます。

【結論】 試合当日は、「3時間前に主食中心のエネルギー補給」「1時間前に軽めのエネルギー補給」「直前に消化の良い糖質を補給」が基本です。これを軸に、体調や状況に応じた調整が重要です。

2. 試合当日の朝食:3時間前が基本

・理由:エネルギー源として糖質(炭水化物)を体内に十分蓄えるため。
・理想的な時間:試合開始の3時間前。
・メニュー例:ごはん+味噌汁+焼き魚+ほうれん草のおひたし
       トースト+ゆで卵+ヨーグルト+果物
       おにぎり+野菜スープ+ウィンナー

 ポイントは「糖質」をメインに、「適度なたんぱく質」「ビタミン・ミネラル」をバランス良く摂ること。
脂質は控えめに。油っこいもの(唐揚げや揚げパンなど)は消化に時間がかかり、胃もたれの原因になります。私は小さい頃、朝が弱かったので、食べやすいおかゆにして食べるのもお勧めしています。特に消化をするだけで身体は疲れてしまうので、消化に良いものをお勧めしています。

図1. 試合3時間前にたべるもの

3.試合1時間前:軽めのエネルギー補給

・理由:直前の運動に備え、血糖値を安定させ、集中力を高めるため。
・メニュー例:バナナ、エネルギーゼリーやスポーツドリンク

 消化の良い糖質中心がベスト。食べすぎに注意し、「少量」で「効率よく吸収できる」ものを選びましょう。ここでエネルギーを補給することで、試合中のガス欠を未然に防ぐことができます。また、夏場での熱中症対策にも有効です。

図2. 試合前に食べて良いもの

4.試合直前〜ハーフタイム:最後の一押し

 理由:すぐにエネルギーとして使える糖質を補給するため。
■メニュー例:ブドウ糖入りタブレット、ハチミツ入りキャンディ、ゼリー、スポーツドリンク(糖質含有)
「あと一踏ん張り!」という時に、身体はすぐに使える糖質を求めています。水分補給もここで忘れずに。試合時間が長い場合、試合前やハーフタイムでの補給で、あと一踏ん張りの馬力が異なります。大人の方もぜひご参考ください!

図3. 直前で食べてよいもの

5.NGな食べ方と注意点

避けるべきことは以下の3点です。注意しましょう!

1.空腹すぎる状態で試合を迎える
2.食べ過ぎて胃が重い状態でプレーする
3.試合直前に脂っこいもの・乳製品・食物繊維が多すぎるものを摂る

 たとえば、朝食抜きでバナナ1本だけを食べて試合に出る、直前にラーメンを食べる──こうした食べ方では、
どれだけ普段の練習で力をつけていてもパフォーマンスは発揮されません。

6.試合後のリカバリー食も重要

 消耗したエネルギーと栄養素を速やかに補給し、回復を早めるため、以下のような食べ物を練習後に接種しましょう。

・タイミング:試合後30分以内がゴールデンタイム。
・メニュー例:おにぎり+味噌汁+卵焼き
       バナナ+牛乳
       プロテインドリンク+パン


糖質+たんぱく質の組み合わせがリカバリーの王道。
筋肉の回復とグリコーゲン(エネルギー源)の再合成を促します。

7.サッカーにおける“食事”の位置づけ

「勝ちたい」「活躍したい」「楽しみたい」──その願いを叶えるために、今日からできることがあります。
それが、“食べ方”を見直すこと。
食は非常に重要で子供の身体を創るための重要な要素です。
そして、一朝一夕では変わらないので長期戦です。
でも、今日の一食が明日のプレーに繋がると思って親子で頑張って欲しいと思います。
FCハマでは、サッカーを通じて「人生を豊かにする習慣」を身につけてほしいと願っています。
ピッチで輝くために、まずは台所での準備から始めましょう!

筆者紹介

FCハマ代表
水島 健人


 2022年にFCハマを再始動し代表を務めている。FCムサシ一期生で、小学校6年生の時に横浜市大会で優勝。中学では、横浜F・マリノス(菅田)へ入団。高校では日本大学高等学校へ入学。大学では日本大学からVERDRERO港北へ移籍し社会人サッカーへ。2015年には神奈川県1部リーグで優勝。ビジネスでは、「EcoNiPass」や「BanSo」事業の事業責任者を務めている。


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